- HOME>
- 公務員の不倫
慰謝料請求を有利に進めるポイント
公務員は安定した職業である一方、社会的信用が非常に重視されるため、不倫が発覚した際のダメージは大きくなります。
公務員が不倫をした場合の特徴
公務員といっても、市役所職員や教員、警察官、自衛官など職種はさまざまです。
しかし、いずれも安定した職業であり、地方都市では比較的給与水準も高く、家庭や地域での信頼を重視する方が多い傾向にあります。
一方で、その「安定した地位」が、不倫問題では慰謝料請求を有利に進めやすい要素となります。なぜなら、公務員は原則として退職・解雇のリスクが低く、給与や退職金の差押えによって慰謝料を確実に回収しやすい職業だからです。
給与・退職金差押えが可能な安定職
会社員の場合、転職や退職によって差押えの効力が失われることがあります。しかし、公務員は職を失うリスクが低いため、仮に裁判や強制執行に至っても、給与差押えによって安定的に支払いを受けることができます。
また、仮に退職した場合でも、退職金の差押えが可能なため、慰謝料の支払いに関しては比較的安心できるケースが多いです。
この点で、公務員は「回収可能性が高い相手」といえるでしょう。
世間体を気にする心理を利用した交渉が有効
公務員は「信用」や「評判」を非常に重視する傾向があります。
そのため、不倫が公になることを避け、できるだけ早期に、裁判にならない形で解決したいと考える方が多いです。
弁護士から正式に慰謝料請求を受けた場合、多くの公務員は「早く終わらせたい」「知られたくない」という心理から、相場よりも高い金額を提示してでも和解に応じるケースがあります。
この心理的特徴を踏まえた戦略的な交渉は、弁護士の経験がものをいいます。
冷静かつ法的に正しい手順で進めることで、相手の立場を尊重しながらも、依頼者にとって有利な形で解決を導くことができます。
公務員の不倫における慰謝料相場
公務員の不倫に対する慰謝料相場は、一般的には100万円〜300万円前後です。
ただし、社会的地位が高く、家庭や職場への影響が大きい場合には、それ以上の金額で和解となることもあります。
特に、公務員本人が「職場に知られたくない」「懲戒処分を避けたい」と考えている場合には、交渉の初期段階で高額の慰謝料が提示されることもあります。
相手が公務員なら、早期の弁護士相談で有利に進めましょう
公務員との不倫問題は、信用や立場に関わるデリケートな問題であり、早期に専門家が介入することで、裁判にせずスムーズに解決できる可能性が高いです。
京都市中京区の弁護士 戸田洋平は、公務員を相手とした慰謝料請求において、交渉段階から裁判、回収までを一貫してサポートし、ご依頼者さまの気持ちと権利をお守りしながら、最善の形での解決を目指します。
ご相談は初回無料・秘密厳守で承っております。「相手が公務員だけどどう進めたらいいか分からない」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。


