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- 弁護士に相談するタイミング【離婚】
離婚で弁護士に相談する4つのタイミング
離婚の問題は、いざ起こってからではなく、「もしかして…」と思ったときが大切なタイミングです。
配偶者の不貞行為を少しでも疑ったとき
「問い詰める前」に弁護士へ相談を
まだ離婚をするかどうか迷っていても、配偶者の不貞を少しでも疑ったときは、なるべく早くご相談ください。相手を問い詰めたり、スマートフォンの中身を見たりしてしまう前にご相談いただけると安心です。なぜなら、配偶者に直接質問をしてしまうと相手が警戒し、証拠を隠したり、より見つかりにくい方法で不貞行為を続けてしまうことがあるからです。
証拠を上手に集めるための準備を
どれくらい証拠を集められたかが、不貞行為での離婚を有利に進める重要なポイントになります。警戒されないよう、どのように上手に証拠を集めるかを弁護士と相談することが大切です。
不貞行為をされた依頼者の方にとって、最大限有利な解決をサポートできればと思います。
別居を考えはじめたとき
別居前の相談が「有利な離婚」のカギ
別居を考えはじめたときも、弁護士に相談するべき大切なタイミングです。
不満やストレスが募っていても、できる限り別居前にご相談に来ていただければと思います。
同居中にしか集められない証拠がある
同居しているときでなければ収集できない情報や証拠がたくさんあります。
たとえば、預金通帳・給与・保険の情報や、株式投資をしているかどうか、土地を持っているかどうかといったことを、郵便物などから把握することができます。
しかし、別居してしまうと財産を上手に隠されるおそれがあるのです。
別居後では取り戻せない情報も
別居して隠されてしまったあとでは、弁護士や裁判所が動いたとしても、それらの情報を見つけられないケースは少なくありません。
また、配偶者の不適切な行動によって別居を考えている場合には、配偶者から自分や子どもに対する言動などを証拠として記録しておくことも重要です。
早期相談で適切な準備を
別居を考えはじめた時点でご相談いただければ、ご相談者さまの状況に応じてどのような情報や証拠が必要かを具体的にお伝えし、有利に進められるようサポートすることができます。
配偶者から離婚調停を申し立てられたとき
早めの対応が結果を左右する
とくに男性からのご相談が多いのが、妻から離婚調停を申し立てられた時点です。
この場合も、なるべく早くご相談にいらしてください。
「知らないうちの準備」に注意
たとえば、奥さまが専業主婦であっても、フリマアプリやクラウドソーシングなどで一定の収入を得ている方は少なくありません。
離婚を考えはじめた時点から、そうした準備を進めているケースも多くあります。
自宅から奥さまの荷物がすべてなくなってしまうと、それらの情報や証拠を得ることができなくなってしまいます。
損をしない離婚を実現するために
お一人でなんとかしようとせず、弁護士の力を借りて損をしない離婚を実現することが大切です。また、離婚調停が申し立てられる前に、配偶者から離婚の話が出た段階でご相談いただけると、よりスムーズに対策を立てることができます。
別居して10年以上経ってから離婚したいとき
長期別居後の離婚は「財産分与」で揉めやすい
5年や8年でも構いませんが、一定期間別居をしていて「そろそろ離婚を」と考えたときも、弁護士に相談すべきタイミングです。
住宅ローンの支払いが終わった時点を人生の区切りとし、離婚を選ばれる方も多くいらっしゃいます。長年別居しているため、すでに相手に対してマイナスな感情は持っていないという方も少なくありません。
別居時点の財産が基準になる
いざ離婚するとなると「財産分与」をめぐって揉めやすいのが現実です。
基本的に財産分与で
扱う財産は、
別居を開始した時点を
基準に考えます。
ところが、長く別居している場合には当時の資料がほとんど残っておらず、トラブルになることもあります。
年金分割にも注意が必要
年金の分割も関わってくるため、簡単に話がまとまらないケースも多いです。
すでに別居していて離婚の可能性がある場合には、できるだけ早くご相談にいらしてください。
早い段階でのご相談が、円滑で納得のいく離婚につながります。
離婚のことで悩んだら、まずはご相談を
離婚問題は、インターネットで調べてもご自身の状況に当てはまるとは限りません。
「離婚を迷っている段階でもいいのかな」と思われる方も、どうぞご安心ください。
京都市中京区の弁護士 戸田洋平は、離婚問題の初回相談を無料で承っております。費用の心配をせず、気持ちの整理から始めることができます。
少しでもご不安を感じたときは、ひとりで抱え込まず、お早めにご相談ください。


